内容波璃は妖怪の力で容赦なく締めつける。
それは首の骨がおれるほどのもので、骨の軋む音を弥勒は耳にしながら言葉にならないうめき声をあげつづけた。
「波璃締めすぎじゃないの？あっけなく殺したらおもしろくないじゃない」
「ふふ・・大丈夫です。これまで数えきれないほどの人間を嬲り殺してきましたから、力の加減は心得ています。死んでしまうぎりぎり手前の力でいじめてあげると、人間は死の恐怖を本能で感じておもしろい顔をするんです。小水を漏らしたり、身体を震わせたり、涙をながしたり、その反応がとても興奮します。
200年間以上生きていろいろ経験してきましたが、人間を時間をかけてゆっくり殺していく以上の楽しみはありませんね。」
「たしかに・・・とくに男は嬲りがいがある。
痛いことをされているのにちんぽを勃てて喜ぶやつもいるし。
法師、あんたも痛みが気持ちいい性質か調べてやるよ」
瑠璃は萎え垂れ下がる弥勒のペニスをつま先で持ち上げては、つま先を離しペニスを下におとすことを何度も繰り返した。
（くっ・・・いかん！意識が混濁してきた・・そのせいなのか股間が熱い。
ここで勃起させてはこの者達を喜ばせるだけだ。
まして敵のしかも妖怪にこのようなことをされて興奮するようでは、まるっきり変態ではないか）
弥勒は朦朧とする意識を奮い立たせ勃起しないように耐える。
「あははっ・・・ちょっとかたくなってきたんじゃないの？
我慢しなくていいのよ、女にちんぽ刺激されて元気になるのは男の普通の生理現象なんだからさ。
白い液を飛ばしなっ！法師」
弥勒のペニスは除々にかたくなり上をむいて勃ってきていた。
瑠璃はかかとを玉袋にあて、つま先をペニスの裏筋にあててペニスを下腹にたおすと激しく擦りはじめた。
「がが！！ぐがが・・・！！！」
痛みとも快感とも判別できない感覚が弥勒を襲う。
「ほほほ・・・200年以上生きてきた我らの性技あまくみないことね。
いくら我慢しても無駄です。
気持ちよくなって射精してしまう結果がかわることはありません。
それとも法師様は痛いのが好みですか？」
波璃は依然弥勒の首を、窒息しない骨がおれないぎりぎり限界の力で脚によって締め上げながら、
弥勒の頬を白魚のような美しい手でやさしく撫でていた。
波璃のひんやりとつめたい手の指が弥勒の眼球に触れた。
「ひっ！！」
弥勒は眼を抉られると反射的にかんじ顔をそむけた。
「安心しなさい、まだ眼球は抉りません。
自分の肉体が傷つけられるのを見て、恐怖してもらわないとおもしろくありませんから。
ほほっ・・何も見えない恐怖というのもありますね。」
波璃は弥勒の眼球を爪で引っ掻いた。
「ぎゃっっ！！」
弥勒は激痛に片目を閉じ、頭を振って悶える。
「軽く引っかいただけなのに、おおげさですよ。
眼の球を抜かれたときの痛みはこんなものじゃありません。
この程度で痛がっていては耐えられませんよ。」
弥勒は犬夜叉達が助けにきてくれるまでなんとか時間をかせげばいいという算段だったが、
助けがくる前に殺されてしまうかもしれないという不安が湧きあがってきていた。
「法師見てご覧よ、あんたのチンポ完全に勃ったじゃないか。
何に興奮したんだい？
こうやって女にいじめられるのが気持ちよかった？素質あるよあんた。
さぁ、今度は射精するんだ！」
瑠璃は上をむいてそそり立つペニスの裏筋を土踏まずでポンポンたたく。
ペニスは叩かれた方向にしなり、まるで喜んでいるように見える。
瑠璃はもう片方の足で玉袋を踏みつけ、足の指で玉の形を確認するような動きでまさぐった。
（うぅっ・・どうしてしまったのだ私は。こんなめにあわされて興奮してしまうなんて。
この朦朧とする意識が身体に間違った反応をさせてるに違いない。
あぁぁぁ・・・イってしまいそうだ、しかしここでイってしまったらさらなる責め苦が待っているに違いない。
なんとしても堪えて時間をかせぐんだ。）
「限界まで勃起してるくせにがんばるじゃないか。
こういうのはどうだい？男の性器は単純だからね、裏筋を中心に責めたらすぐさ」
瑠璃はペニスを下腹に押し付けたまま、靴の側面を裏筋の溝にひっかけて上下に擦りあげだした。
裏筋の皮が上に下にとひっぱられる度、快感がひろがり爆発しそうな限界に近づく。
「ふふふ・・・苦痛とも快感ともつかない複雑な表情だったのに、
気持ちよさそうなうっとりした顔になりましたね。
イく瞬間どんな間抜けな顔をするの見ててあげます。」
波璃は残忍な笑みをはりつかせたまま、首を締め弥勒の顔をやさしく撫でつづけている。
（あぁ、どうしたというのだ私は？憎いはずの女妖怪の覗きこむ顔が、美しい女神のようにみえる。
それに股間にかんじるけだるい感覚はなんだ。
なにを我慢しているのだ、このまま身をゆだねてしまおう・・・・・）
瑠璃のつま先がペニスの裏筋をつよく押し込んだ瞬間、
｛どぴゅ！どぴゅっ！！どぴゅっっ！！！ドピュッッッ！！！・・・・・・・・｝
ペニスが膨らんだかとおもうと大量の白濁液が大きな弧を描いて飛び散った。
「あはははははははっ！！出た出たっ！！すごい勢いだね、止まらないじゃないか？
あんたは足で踏まれて射精してるんだよ法師、悔しくないのかい？
はははははっ・・・・！！」
「あっ！あっ！あぁぁぁぁぁっっ・・・」
瑠璃は精液を全部吐き出させるように、ペニスを根元から先端にむかって足できつく踏みつけ押し込んでいく。
敏感になっているペニスはさらなる快感をひきだされ、弥勒は苦痛を忘れ快感の吐息をもらしていた。
「ほほほ・・・やはり人間の中でも男は単純でまぬけな生き物ですね。
イくときのなにも考えていないうつろな瞳、半開きで涎をたらした口
下等生物らしい素敵な表情です。
とことん苦しんで死ぬのがお似合いね、ふふふっ、ははははは・・・！！」
真っ白な意識のまま弥勒は快感だけをむさぼることしか他にはなかった。
監禁1日目はこんなかんじで終わった。
